シャープのドラム式洗濯乾燥機「ES-W112」(以下「ES-W112」)を購入してもうすぐ1年。
我が家にある家電の中でも、なくてはならない神家電の一つとして全力で依存中です。
(まぁ洗濯機の依存度はもともと高いですが)
「ES-W112」を購入しようか迷っている
乾燥機洗濯機って実際どうなのよ?
そんな人に向けて、実際に1年間使用してみて感じた「ES-W112」の気になるポイントを紹介したいと思います。
ファーストインプレッションについてはこちらの記事【シャープ】おすすめドラム式洗濯機「ES-W112」1か月使用したのでレビューしてみる。でも紹介しているのでご覧ください。
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概要 / シャープのドラム式洗濯乾燥機「ES-W112」
名称 | ES-W112 |
サイズ 奥行き × 幅 × 高さ | 72.8 x 64 x 110.4 cm |
洗濯・脱水容量/乾燥容量 | 11kg / 6kg |
ふろ水ポンプ | 〇 |
洗浄機能 | マイクロ高圧洗浄、マイクロ高圧シャワー、 |
乾燥機能 | ヒートポンプとサポートヒーターのハイブリッド乾燥 |
消費電力量 | 洗濯 65Wh / 洗濯 ~ 乾燥 600Wh |
運転音(洗い時/脱水時/乾燥時) | 30dB/37dB/39dB |
リンク
「ES-W112」を1年間使用してみて
洗濯乾燥機なしの生活には戻れない
洗濯乾燥機を導入することで、洗濯物を干すという超絶無駄な時間を消し去ることができます。
雨に左右されない、花粉もつかない、腰も痛くならない。導入しない理由がありません!買いましょう!
ミニマリストにもオススメ
寝る前に「ES-W112」に突っ込んだ衣類を翌朝に取り出してそのまま着ていくこともできる。
洗濯物を干すというズレがなくなるので、毎日同じ服を着ることができます。
バスタオルも基本一枚あれば事足りるので、タオルを置くスペースも減らせる。
ザッカーバーグ顔負けのミニマリストを目指しましょう。
後付け乾燥機はオススメしません
後付けの乾燥機などもありますが、洗濯物を移す作業が必要になるため効果が激減します。
寝てる間に洗って乾かす!起きたら着る!ここが重要です。
浴室乾燥機も同様です。これに電気代を払うくらいなら洗濯乾燥機の予算に回しましょう。
シワ抑えモードが優秀
乾燥機だとシャツなんかを入れた時のシワが気になりますが、「ES-W112」のシワ抑えモードが優秀すぎるので気にしなくていいです。
パリッパリッのシャツとまではいきませんが、アイロンをかけなくても着れるくらいには抑えてくれます。
注意点としては乾燥が終わってから時間が経ってしまうとシワになってしまうこと。
自分の取り出す時間を決めて、予約機能を上手く使いましょう。
電気代
洗濯乾燥機で最初に気になるのはやっぱり電気代。
安心してください、安いです。
前回の記事ではメーカーの公表値を紹介しましたが、今回は実際に使用したデータがありますので紹介します。
「ES-W112」の消費電力量(3月)


「ES-W112」の消費電力量(8月)


季節別に3月と8月のデータを抜粋してみましたが、1カ月ほぼ毎日可動しても電気代が1,000円を切っています。
洗濯から乾燥までを毎日使ってもたったのこれだけ。電気代がネックで購入を躊躇っているなら今から買いに行きましょう。
公表値は嘘じゃなかった
電気代が安い洗濯機は「電気代が安い!」と告知をしています。
逆に告知がない洗濯機は電気代が高いのを隠している可能性があるので要注意。
ちなみに乾燥の方法にはヒーター式とヒートポンプ式と2種類ありますが、ヒーター式は電気代が高くなりやすいのでヒートポンプ式をオススメします。
「ES-W112」はハイブリット乾燥といってメイン可動をヒートポンプ式で行って、最後にヒーター式で仕上げるといったシステムを採用しています。
脱水の音は地震が来たかと思うレベル
音も気になりますよね。
洗濯、乾燥は特に問題なし。
無音とまではいきませんが、ここは普通の洗濯機と大差ないかと思います。
でも脱水が始まった途端、大地が揺れます。
ガタガタと地震が来たかと思うほど本体が揺れ、音もかなり響く。
幸いなことに脱水中ずっとではなく、最初の数秒だけなので慣れれば問題はないのですが。
それでも賃貸アパートだと「大丈夫かな」と気になるレベル。
毎回ではないので洗濯物の量や水分の吸収量が関係していると思われます。
定期的なお手入れを
一人暮らし用の縦型洗濯機だと、お手入れは洗濯ネットのゴミを捨てるぐらい。
でも「ES-W112」だと少し手間が増えます。
乾燥フィルターと糸くずフィルターのお手入れを
乾燥の段階で埃を除去するので、乾燥フィルターのお手入れを定期的に行うのと、あと糸くずフィルターも別にあるのでそこのゴミも捨てないといけません。
お手入れ自体は簡単なので特に不便に思うことはないと思いますが、面倒くさくないと言えば嘘になります。
音声通知が便利
機械音声による通知機能が何気に便利。
お手入れってどうしても忘れてしまいがちですが、一定の期間で「お手入れしてくださいね♪」って優しく催促されます。
まぁありがた迷惑な機能ではありますが、お手入れしないままだと洗濯機能も低下しますし最悪故障の原因にもなりますので、何だかんだこれはいい機能かなと。
プラズマクラスター
伝家の宝刀プラズマクラスター。
細かいことは分かりませんが、除菌とか消臭とかしてくれるいい奴だと思います。
洗濯槽の除菌に使うもよし、衣類を突っ込んで消臭するもよし。プラズマクラスター万能。
帽子とかスリッパなど、ちょっと気になる匂いに
水を使った洗浄ではなくプラズマクラスターを噴射して除菌・消臭をするので、洗えなかったり洗うのが面倒くさいものはとりあえず突っ込んでやりましょう。
スリッパとか一度洗ってしまうと乾かすまで履けなくなりますが、プラズマクラスターだと10分もかからずに除菌できるのでお手軽に使えます。匂いも消える!
ファブリーズでよくね?って思うかもしれませんが、ファブリーズって臭いです、はい。プラズマクラスターだとほんとに無臭。感動。
洗濯が間に合わない!でも大丈夫
しまった!洗濯するの忘れてた!
とりあえず突っ込んでプラズマクラスター10分。これで1日ごまかせます。
匂いも抑えれますし、除菌もできているので気持ち的にも楽。肌着は自己責任で。
超音波ウォッシャー
実は定価1万円もする高級ガジェット、超音波ウォッシャーが「ES-W112」には付いてくる!
あまり大々的に告知されていないので購入するまで気づかない人もいるかもしれません。私は気づかなかった。
超音波をつかって汚れを分解する、新しいような古いような、よくわからないガジェット。
メディアで紹介されてたりして聞いたことはあるって人もいるかもしれません。
シャツなどについた油汚れや袖のシミをいつでもどこでも落とせる!ってのが売りみたいですが、それに1万円払えるかと言われれば微妙。
でも「ES-W112」を買えば超音波ウォッシャーも一緒に付いてくる!お得!
マスク文化の今こそ超音波ウォッシャー
コロナによって布マスクが手放せない世の中になってしまいました。
基本的に布マスクは手洗いが推奨されているものが多いかと思いますが、超音波ウォッシャーならマスクに付いたコーヒーの汚れやシミなどの頑固な汚れを落とせる!
別に超音波ウォッシャーはいらないから安くしてくれとかは出来ません。
強制なので諦めて使い方を開拓しましょう。
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購入しない理由はない。でも課題はある。
高すぎる初期費用
洗濯乾燥機のデメリットとしてはやはりその高すぎる価格でしょう。
定価で20万、高ければ30万を超えるものもあります。
生活家電の初期費用としてはやはり高いです。10万円に抑えれば残り10万円でもう一つ家電が買える。この誘惑はキツイ。
ただし一度買ってしまえば、あとは時間として10年以上還元され続けます。
洗濯乾燥機の方程式
1日の洗濯物を干す時間×3600日=洗濯乾燥機によって生まれる時間
仮に洗濯物を干すのに15分かかるのであれば900時間節約することができます。
日数にして37日、時給700円で働けば63万円!
まぁ机上の空論ではありますが、あなたの生活を楽にしてくれることは間違いありません。無駄な時間と合わせてストレスも減るわけですから。
プラス10万円でお手伝いさんを10年間雇えるならけっして高くはないと言えます。
そもそも置く場所があるのか
あとクリアしないといけないのが設置場所。
縦型に比べるとドラム式洗濯機はサイズが大きめです。
ワンルームの賃貸なんかだとそもそも設置できない可能性もあるので事前にサイズを調べておくようにしましょう。
ただ気を付けないといけないのが、サイズばかり気にして性能まで落としていないか。
電気代が高かったり乾燥がしっかりとできない、そもそも汚れが落とせないなんてことになれば、使うたびにストレスが溜まってしまいます。
中途半端に購入するぐらいなら思い切って諦めて、次の引っ越しのタイミングまで貯金をするのもありかなと。
あと、いきなり乾燥機に20万も出せねーって人は、食洗機とかロボット掃除機とかを検討してみるのもいいかもです。
自分の代わりに家電が働く、時間を作ってくれるって感覚をぜひ体感してみてください。
オススメの家電はこちらの新居への引っ越しで家電をまとめ買い【後悔しないオススメの家電3選】でも紹介していますので要チェックです。
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今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。